お久しぶり(すぎ笑)でございます( ̄  ̄)ゞ
本当に情けないことで申し訳のしようもないですが、ろくに映画もみなかったし、旅は勿論ライブもいかず(やっと今月地元で観たんですが。じつに六年ぶりで笑) まとまったネタもなく正真正銘の年末年始の総まとめブログ(爆)となってしまい。。。本当に一年こんなに内容でもあっという間でございます…
でも音楽リスナー的には近年では収穫のある年ではありました。齢を経るとなかなかお気にな新規アーティストを見つけるのすら難しくなってくるのですが、今年はやっと、多分07(だっけ笑)のラリキンラブ以来(かな笑)くらいの若人バンド(でもやはり私が気に入るくらいだから結構時代を飛び抜けてる感じ笑)を聴きこむこととなりました。これからざっくりまとめてご紹介して、数年やってたawardとはいかなくても怠けきった今年の個人的アルバム帖と致したいのであります。。。お暇ならお付き合いくださいませ( ̄∀ ̄)
★album★
★Temples/Sun Structures
前回の去年のまとめ記事でも楽しみと予告していたのですが、個人的に新規さんとしては07のラリキンラブ(今ちゃんと時系列確かめてリンク貼りました…まだ耄碌してないようで良かった笑)以来!と思ったテンプルズ。何となく懐古な趣味を今の感覚で鳴らすようなテイストも彼らに似ている感じ(アルバムの発売も2月で一緒なんですよね・・・だから余計にそう感じるのかも)がします。聴いてるものもメンバーそれぞれ幅広いようで、引き出しもありそうだし、これからがまた楽しみなアーティストが久々にあらわれて、すっかり齢を経て感覚が凝り固まっていた私もハッと我にかえったような気がしました。
もう何回か来日はしているのですが(私は例のごとく全く行けてないのが残念極まりない、本当に近年で一番地団駄踏んでるのであります)、その辺の画像や映像のちょっと垢抜けてないような初々しさや天然(作品からも滲みでているようなかなりなSF感!?笑)なエピソードなども含めて、非常に心が和みます。
この世知辛い昨今でふと時空を超越したエアポケットに陥ったような感覚を、音から映像から空気から呼び覚ましてくれる存在としてぜひこれからも君臨しつづけ(たとえメインストリームに入ることはなくても。でもメディアサイトではいくつか上位にランクインしてますね。好みははっきりわかれそうな音世界ですが)、のらりくらりとこの余裕のなくなりつつある世界をうまく浮遊していってほしいと願っています。
★ManicStreetPreachers/Futurology yes!manics!!(馬鹿笑)で、毎回彼らの作品を楽しみに、どの作品にも発見や惹かれる部分をもってきた(つもり。。。笑)のmanicsファンな私でありますが、この作品は近年で(04のライフブラッド以来ですかね…)一番好みな音ざわりの作品かもしれません(09のプレイグラヴァーズは別格として…)
去年出た前作リワインドザフィルムと同時に作られ、双子的な作品といわれたこのアルバムだけれどもなるほど、前作の牧歌的な静寂の音とこちらのアクティブな音作りな作品とは確かに二つでセットかもなと納得しました。前作の方が地味な分、深みや奥行きはあるかもしれない。でも、やはりどっちかだけでは完全とは言えないな(私はこっちの方が好みだけど)と感じられました。田舎と都会な感じもします。都市は周りにある郊外という田舎に囲まれてなりたっているのと同じように。それならなぜ一緒にリリースしなかったのかということですが。
分けてリリースされたのもまたポイントで、時間を経て出されたからこそわかる、感覚の熟成を考慮してのものだったのか(なんかよくわかんない説明になってきたけど笑)なと。とにかく自分的にはセットで出されるよりも、それぞれの成り立ちが際立って咀嚼できたのじゃないかしらと思っています。さすが!とまたyes!manics!!のループであります(笑)
★TheVines/Wicked Nature まず、リリースのニュースがかなり突然だったのでビックリしたのを覚えています。何年か前にボーカルのクレイグの問題が悪化してからずっと音沙汰すらなかったので、何をしてるんだろうと時々思い起こしてはため息をつくような時間を過ごしていたところに、アルバムリリース、しかも二枚組!!という信じ難い(笑)くらいの話だったのでしばらく半信半疑になるくらいでした。。。でも彼は新しいメンバーを迎え入れ心機一転、それまでにきっと一人で曲や詞も書き溜めていたに違いありません。きっと失意から自分を奮いおこして。
ある意味アーティストの人生というのは、そうじゃない人の人生に比べて極めて物語的な側面があると思います。だからこそ面白かったり感動的な曲が生まれるのかもしれないし、それは皮肉な面も持っています。あまりに偏るとどっちが先がわからなくなって悲劇的な方に引き寄せられたり…でもその悪魔的な引力を撥ね退けて、いきて創作活動をしなければそこでおわってしまう。とても過酷なもので、よほどの強さとバランス感覚が必要なのかもしれません。そういうのがなくできる方々もいるかもしれませんが、私の共感できるのは大抵前者で、だからというのはちょっと厭な前提だったりしますが、自分もそこまでじゃないにしてもどこか同じ感覚があって励まされ鼓舞されるのだろうなと思います。
二枚組というとマニックスのとちょっと面白い対照を描いています。マニックスのと同じ双子的な二枚ですが、一卵性と二卵性の違いみたいなイメージ。こちらはやはり前者で、やはり切り離して出すべきではないですね(曲数は多いが、彼の曲の特性でもある感じで一曲ずつが短いのでボリュームが、という点もあるけれど)
原点にかえったような、彼の核の部分が見えます。今回は装飾のところまではという感じですが、それはまた次回以降に熟成されて出てくるであろうし、この作品の個性はこのシンプルさにあると感じます。
★TheKooks/Listen
kooksもかなり久しぶりのリリースでとても楽しみにしていました。半年くらい前からアナウンスされていたので、指折り数える感じでしたが・・・
かなり音が変わったのだろうなという予測はありました。リリースされるまでにシングルはもちろんライブでも披露しまくっていてそれを動画で観ていたので(笑)。 ブルーアイドソウル(!?私ジャンルのことはよくわからんのですが、白人系の方がソウルの音楽をやるとそう言われるのですかね・・・あまり好きな呼び名ではないですが)などといわれるようですが、私は結構好きでありまして。ただプロデューサーの方がアメリカのヒップホップ系の方らしいと聞いてちょっと苦手なものもあるのでどうかな、と少し思っていたのですが。でもやはり彼らのこと、その辺はちゃんと自分たちの個性を根幹に残して冒険しているように思います。
でも、前作までとはちょっとジャンルが違う方に偏っているので受け付けない(リバティーンズとかのようなガレージな感じとかのイメージを期待すると)ファンの方もいたようで。でも長くバンドを続けるのだったらこれくらいの冒険はしないと続いていかないんだろうなという気もします。もともとメンバーそれぞれ引き出しがありそうな方々ですし。
私は元々ソウル系のものは好みはあれど好きだったし、ボーカルのルークに前からそういう要素は感じていたのですごく面白い作品だなと思ったのですけど(前作はきらいではないし、大好きな曲もあるのだけど、ちょっと行き詰まり感も感じていたので)、曲数もあるしアルバムで聴くとボリューム満点な感じです。
これが次作で極められるのか、また原点にかえっていくのか、今の段階では何ともいえないけども、この作品自体は意欲作かつ結構な完成度はあると思うので、ワールド的にもちょっと評価が低かった気がして残念なところもあります。。。
★live★
★brainchild's
元yellow monkeyのemmaさんが主催するバンド、ブレインチャイルズ。私が彼らの活動を追うようになったのはごく最近であり、彼らは地元にもライブをしに来たことがなかったので、今年アルバムを初めて手に入れてみたけれど、まさかこの事が冬の地元初ライブにつながってるとは夢にも思わず(笑)
知った当初は、どうしてもemmaさんがピンで歌う状態を想像できず(バンド時代はコーラスすら聞こえない場面も笑)、全部の曲で歌ってるわけではなくインストもあるし分業制に近いと知って納得したのでありました。。。
BSフジがよく彼らのライブを流してくれるので、実際どんな感じなのかもライブが来ないわりには知ってからは早く知ることができたのもラッキーでした。面白い形だなあ(メンバーもある程度は固定されていてもかなり自由な形態でフレキシブルにその時その時みたいなのが新鮮だなあと思った)と。いわゆるユニットなのだろうけど、本当にしばられ感がないですね。
今回はアコースティックということで、ドラムの方は参加されてなかったのですが、四人ギターもってステージにならんで弾き語る、喋る(笑)のをこっちもまた小さめなライブハウスでパイプイス並べて座ってみるという形式でいい齢になってきた私にはかなり肩の力をぬいてみれるいいライブでありました。
このことはまたいつかちゃんとした形で書こうかなと思っております。。。(その周辺もふくめて笑)
★まとめ★
いつもは新年に書いていたこのシリーズ、何故か今回は今年のうちにやろうという気になったのは何でか、やはり何にもまとめずに終わるのは心地よくないからだったのかなと思います。。。
何かの節目なのかもしれません(大殺界の終わり笑)
来年はリバティーンズかなあ、出るかなあ(笑)
ストロークスはどうだろな。。。
フランツはもうできてるみたい。アッシュも決まっている(今のところサイトのやつのみなので、こっちリリースがないか様子見)
1月にフェリーさんのが(12月のが延びた笑)出るのが、今のところのお楽しみ。映画も今年はロブ(色々あったけど笑)もクリステンもたくさん観れそうかな。楽しみがあるのはいいこと。
それでは皆さんも良いお年を☆
本当に情けないことで申し訳のしようもないですが、ろくに映画もみなかったし、旅は勿論ライブもいかず(やっと今月地元で観たんですが。じつに六年ぶりで笑) まとまったネタもなく正真正銘の年末年始の総まとめブログ(爆)となってしまい。。。本当に一年こんなに内容でもあっという間でございます…
でも音楽リスナー的には近年では収穫のある年ではありました。齢を経るとなかなかお気にな新規アーティストを見つけるのすら難しくなってくるのですが、今年はやっと、多分07(だっけ笑)のラリキンラブ以来(かな笑)くらいの若人バンド(でもやはり私が気に入るくらいだから結構時代を飛び抜けてる感じ笑)を聴きこむこととなりました。これからざっくりまとめてご紹介して、数年やってたawardとはいかなくても怠けきった今年の個人的アルバム帖と致したいのであります。。。お暇ならお付き合いくださいませ( ̄∀ ̄)
★album★
★Temples/Sun Structures
もう何回か来日はしているのですが(私は例のごとく全く行けてないのが残念極まりない、本当に近年で一番地団駄踏んでるのであります)、その辺の画像や映像のちょっと垢抜けてないような初々しさや天然(作品からも滲みでているようなかなりなSF感!?笑)なエピソードなども含めて、非常に心が和みます。
この世知辛い昨今でふと時空を超越したエアポケットに陥ったような感覚を、音から映像から空気から呼び覚ましてくれる存在としてぜひこれからも君臨しつづけ(たとえメインストリームに入ることはなくても。でもメディアサイトではいくつか上位にランクインしてますね。好みははっきりわかれそうな音世界ですが)、のらりくらりとこの余裕のなくなりつつある世界をうまく浮遊していってほしいと願っています。
★ManicStreetPreachers/Futurology
去年出た前作リワインドザフィルムと同時に作られ、双子的な作品といわれたこのアルバムだけれどもなるほど、前作の牧歌的な静寂の音とこちらのアクティブな音作りな作品とは確かに二つでセットかもなと納得しました。前作の方が地味な分、深みや奥行きはあるかもしれない。でも、やはりどっちかだけでは完全とは言えないな(私はこっちの方が好みだけど)と感じられました。田舎と都会な感じもします。都市は周りにある郊外という田舎に囲まれてなりたっているのと同じように。それならなぜ一緒にリリースしなかったのかということですが。
分けてリリースされたのもまたポイントで、時間を経て出されたからこそわかる、感覚の熟成を考慮してのものだったのか(なんかよくわかんない説明になってきたけど笑)なと。とにかく自分的にはセットで出されるよりも、それぞれの成り立ちが際立って咀嚼できたのじゃないかしらと思っています。さすが!とまたyes!manics!!のループであります(笑)
★TheVines/Wicked Nature
ある意味アーティストの人生というのは、そうじゃない人の人生に比べて極めて物語的な側面があると思います。だからこそ面白かったり感動的な曲が生まれるのかもしれないし、それは皮肉な面も持っています。あまりに偏るとどっちが先がわからなくなって悲劇的な方に引き寄せられたり…でもその悪魔的な引力を撥ね退けて、いきて創作活動をしなければそこでおわってしまう。とても過酷なもので、よほどの強さとバランス感覚が必要なのかもしれません。そういうのがなくできる方々もいるかもしれませんが、私の共感できるのは大抵前者で、だからというのはちょっと厭な前提だったりしますが、自分もそこまでじゃないにしてもどこか同じ感覚があって励まされ鼓舞されるのだろうなと思います。
二枚組というとマニックスのとちょっと面白い対照を描いています。マニックスのと同じ双子的な二枚ですが、一卵性と二卵性の違いみたいなイメージ。こちらはやはり前者で、やはり切り離して出すべきではないですね(曲数は多いが、彼の曲の特性でもある感じで一曲ずつが短いのでボリュームが、という点もあるけれど)
原点にかえったような、彼の核の部分が見えます。今回は装飾のところまではという感じですが、それはまた次回以降に熟成されて出てくるであろうし、この作品の個性はこのシンプルさにあると感じます。
★TheKooks/Listen
かなり音が変わったのだろうなという予測はありました。リリースされるまでにシングルはもちろんライブでも披露しまくっていてそれを動画で観ていたので(笑)。 ブルーアイドソウル(!?私ジャンルのことはよくわからんのですが、白人系の方がソウルの音楽をやるとそう言われるのですかね・・・あまり好きな呼び名ではないですが)などといわれるようですが、私は結構好きでありまして。ただプロデューサーの方がアメリカのヒップホップ系の方らしいと聞いてちょっと苦手なものもあるのでどうかな、と少し思っていたのですが。でもやはり彼らのこと、その辺はちゃんと自分たちの個性を根幹に残して冒険しているように思います。
でも、前作までとはちょっとジャンルが違う方に偏っているので受け付けない(リバティーンズとかのようなガレージな感じとかのイメージを期待すると)ファンの方もいたようで。でも長くバンドを続けるのだったらこれくらいの冒険はしないと続いていかないんだろうなという気もします。もともとメンバーそれぞれ引き出しがありそうな方々ですし。
私は元々ソウル系のものは好みはあれど好きだったし、ボーカルのルークに前からそういう要素は感じていたのですごく面白い作品だなと思ったのですけど(前作はきらいではないし、大好きな曲もあるのだけど、ちょっと行き詰まり感も感じていたので)、曲数もあるしアルバムで聴くとボリューム満点な感じです。
これが次作で極められるのか、また原点にかえっていくのか、今の段階では何ともいえないけども、この作品自体は意欲作かつ結構な完成度はあると思うので、ワールド的にもちょっと評価が低かった気がして残念なところもあります。。。
★live★
★brainchild's
元yellow monkeyのemmaさんが主催するバンド、ブレインチャイルズ。私が彼らの活動を追うようになったのはごく最近であり、彼らは地元にもライブをしに来たことがなかったので、今年アルバムを初めて手に入れてみたけれど、まさかこの事が冬の地元初ライブにつながってるとは夢にも思わず(笑)
知った当初は、どうしてもemmaさんがピンで歌う状態を想像できず(バンド時代はコーラスすら聞こえない場面も笑)、全部の曲で歌ってるわけではなくインストもあるし分業制に近いと知って納得したのでありました。。。
BSフジがよく彼らのライブを流してくれるので、実際どんな感じなのかもライブが来ないわりには知ってからは早く知ることができたのもラッキーでした。面白い形だなあ(メンバーもある程度は固定されていてもかなり自由な形態でフレキシブルにその時その時みたいなのが新鮮だなあと思った)と。いわゆるユニットなのだろうけど、本当にしばられ感がないですね。
今回はアコースティックということで、ドラムの方は参加されてなかったのですが、四人ギターもってステージにならんで弾き語る、喋る(笑)のをこっちもまた小さめなライブハウスでパイプイス並べて座ってみるという形式でいい齢になってきた私にはかなり肩の力をぬいてみれるいいライブでありました。
このことはまたいつかちゃんとした形で書こうかなと思っております。。。(その周辺もふくめて笑)
★まとめ★
いつもは新年に書いていたこのシリーズ、何故か今回は今年のうちにやろうという気になったのは何でか、やはり何にもまとめずに終わるのは心地よくないからだったのかなと思います。。。
何かの節目なのかもしれません(大殺界の終わり笑)
来年はリバティーンズかなあ、出るかなあ(笑)
ストロークスはどうだろな。。。
フランツはもうできてるみたい。アッシュも決まっている(今のところサイトのやつのみなので、こっちリリースがないか様子見)
1月にフェリーさんのが(12月のが延びた笑)出るのが、今のところのお楽しみ。映画も今年はロブ(色々あったけど笑)もクリステンもたくさん観れそうかな。楽しみがあるのはいいこと。
それでは皆さんも良いお年を☆
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by aicoa
| 2014-12-29 22:30
| MUSIC/アラカルト