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twilight saga:forever*コンプリート(前回出たコンプリboxにはない特典映像2枚有) DVDbox・Blu-rayBox12/20発売


by aicoa

Becoming Jane

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公約通り、ジェイン・オースティン~秘められた恋~(原題;Becoming Jane)をイウ゛に観に行きました( ̄^ ̄)ゝ
イウ゛のレディースデーという事でカップルだらけでは~と怯えながら行ったんですが、意外に一組も存在せず、小さい単館シアターという風情にピッタリな私みたいな女性一匹羊(?)が静かにイウ゛に集結といったいい趣きで観れました(笑)


話はかの英国女流作家ジェイン自身の悲恋物語、一応実話(あくまで推測らしいけど)なので過剰な演出もなくかなりシンプルで爽やかなリリシズムに溢れた作品。予想を覆すような展開があるわけじゃないし、単調さはあったけど、new moonでエンターティンどっぷりになっていた私には新鮮でした。
ジェインはかなり堅い女性というイメージがあるらしいが、ウィットに溢れた反逆者的なところもあるというのは予想通りではあるけど面白かったっす(^.^)


ジェインはなんだかんだ言ってモテてたんじゃ!?と身もフタもないツッコミも入れてしまったけど、やっぱりかわいそう…今も昔も格差が恋愛/結婚の壁になるのは変わらず。でもこの恋と引き替えに彼女は良い作品を世に生み出す事が出来たんだろうし、セレブ/金持ちが幸せとは限らないが極貧で生きるのは口でいうほど簡単じゃない、だったら何が幸せなのかという問い掛けを改めて考えました(-_-)


ジェインのした選択は潔く正しかったし、作家としての成功は嬉しかったでしょう。歳を経た彼女はさらに美しく、同じように相手役の彼も凛々しく素敵で爽やかなラストでありましたが、41で短い生涯を閉じたという彼女の一生を思うと、例え不幸に終わったとしても少しでも長く一緒に居た時間があった方が振り返って幸せだったのでは…と勝手な事を考えたり(^_-)

私達が誰かの作品を楽しむという幸せは、かなりの確率で作者の涙と汗が礎になっているという事実は忘れないでおきたいなと改めて思ったのであります…


ジェイン役のアン・ハサウェイはジェインには可愛過ぎるかな、と思ったりしましたが意外とこんな少女っぽさもあったのかもと思えるハマりっぷり。噂(?)の相手役ジェームス・マカウ゛ォイは英国俳優らしい一昔前のコスが似合う佇まい。ちゃんとこの人の出演作みたのは初めてだけど屈折した茶目っ気が魅力の人ですな(^.^)
ジェインの兄役の人も気になったのだけど、あのジョイディウ゛ィジョンの映画「CONTROL」でピーター・フックやってた人(ジョー・アンダーソン)でした(O_O)あ~!そうか…髪長いだけで全然イメージ変わるなぁ・・・


DVD出たら欲しいな~、、、名作とか超大作ではないし、もう少し主演二人のやり取りが観たかった気がするけど、ヨーロピアンで超英国的な淡い色彩のさりげなさが残る傍に置きたい感じの作品☆何気に音楽もクラシックonlyながら退屈せず心地好かったっす♪


個人的にtwilightシリーズのアメリカ的な部分との比較ができていい気分転換になりました♪全然違う作りの映画だけどテーマが恋愛と家族というのは同じ。でも主人公が選ぶ道は正反対で面白い。もちろん条件は全く違うけれど…twilightのベラは原作でジェインの作品を読んでるし。おかげで感覚がフラットに戻ったし観て良かったっす(^.^)v
by aicoa | 2009-12-27 20:28 | FILM